保険の加入、健康チェック
DJ Finanz による、健康保険に関する情報コーナーです:
保険と健康ってどんな関係があるのでしょうか?
保険に加入することも必要なことかもしれませんが、自分の健康管理をしっかりとして、食事や運動、心を落ち着かせる時間をもったりして、日々を楽しく健康に過ごすことがなによりも大切なことだとは思います。
日本もドイツも医療費がどんどん膨らみ膨大になってきていますが、今後はより予防医学や健康の科学が発達していき、病気自体が減っていって欲しいものです。
さ て、健康と保険についてですが、人は若くて健康なうちは保険や年金に関心のある人は少ないですが、若くて健康なうちに始めるのと、ある程度の年になってか ら、または病気になってから始めるのではなにが違うのかは知っておいて、その上で加入するかどうかを判断してみてはどうでしょうか?
まず例えば以下のような保険に加入する場合には、過去3年以内の病歴、過去5年以内の入院歴を提出しなければなりません。
プライベート健康保険 - Privat Krankenversicherung
追加健康保険 – zusätzliche Krankenversicherung
職業不能年金 – Berufsunfähigleitspension
死亡保険(日本でいうところのいわゆる生命保険) - Risikoversicherung
病歴によっては、
追加料金を支払う
受給内容が下がる
拒否される
といったことが起こりえます。
私の場合、まだファイナンシャルプランナーを始める前のことですが、一度椎間板ヘルニアの診断を受けた後に保険に加入したために、追加料金を払わなければならなくなりました。
その後、全く治療は受けておらず、医師からの証明書(Attest)も書いてもらい提出しましたが、引き続き追加料金を払っている状態です。
自分ではもう治っていると思っていますが、ヘルニアの場合は統計上再発する可能性がある程度あるために追加料金を取り消すことはできないと、保険会社からの通知がきました。
でも、診断を受ける前に加入していれば追加料金はいらなかったのです。
ところで、現在ドイツではいったいどのくらいの人が職業不能になると思いますか?
なんと4人にひとりが、職業不能になっています。そしてその原因の9割が病気、1割が事故です。
下の図をご覧ください。病気のうちで一番多く約4割を占めるのは、精神的なものです。それだけ職場で、または生きていく上でのストレスが多いことの現れでしょうか。
私もついつい仕事をしすぎたりしてしまいますが、もっと人生を、家族や子供との時間を楽しむように心がけたいと思います。
山片重嘉 Tel: +49 6032 9982 8500
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