ドイツのリクルート事情FAQ

 

 

ドイツのリクルート業界で経験豊富なFischer HRMのジャパンデスク、リクルート・シニアアドバイサー伊藤さんによるFAQコーナーです。

Q1:

当社みたいな東洋の小さな国からやってきた無名な会社で、現地の良い人材が働いてくれるものなんでしょうか?

 

A1:

答えは「イエス」です!

 

ドイツ人から見た在ドイツ日本企業の魅力


1) 様々な国との取引が有る外国企業 ---> 国際性

 

2) 現地拠点は小組織で、本来、関わらせてくれない課題や責任ある仕事を任せてくれる(大組織だと役割分担が細分化されてしまう) –-様々なキャリア上のスキルを身に付けるチャンスの場

 

注:ドイツ人は、上記を「素晴らしいチャンスの場」と捉えるタイプと、「わたしは自分の分野の仕事しかしたくない」といったタイプにはっきりと分かれます。どちらのタイプに属するのかを面接の時に見極める必要があります。

 

3) 一見、小組織でもバックには企業としてのしっかりとした基盤がひかえる ---> 雇用の安定

 

 

Q2:

新卒のドイツ人を雇いたいと考えているが、いくら大学出の新卒とはいえ、「Master」修了だなんて何だかやたらアカデミックすぎて使いにくそう。。。

 

A2:

ドイツでは、大学修了というと、つい最近まで“Bachelor”が無く「Diplom/Magister(修士課程)」のみしかありませんでした。それが数年前に廃止され、Bachelor + Masterが導入され、最初の卒業者がここ23年くらいに雇用市場にでてくるようになりました。もちろん、“Bachelorのみ修了で就職活動をしても良いのです。ところが、ドイツの雇用市場は、大卒といえば従来からの「Diplom/Magister(修士課程)」を尊ぼうとする傾向がまだまだ根強いので、“Bachelor”よりはMaster修了者を優先採用します。

 

“Bachelorのみ修了では就職活動で遅れをとるので、殆どともいえる数の学生がBachelor からMasterへと移行します。従い、Bachelorで卒業し就職するのが一般的な日本と違い、ドイツでは皆が皆、殆ど自動的にMasterへと移行するので、Master修了はドイツでは特別にアカデミックである訳ではなく、就職活動の前線で少しでも遅れをとらないための一般的な大学修了レベルとご理解下さい。